こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「ICE」についてです。
人には単にIQ(知能指数)の高さだけではない
生きていく上で大切になる「ICE」と概念があります。
IQ(Intelligence quotient:知能指数)は、
簡単に言うと
情報処理の能力と答えに達するまでのスピードを示す
抽象的な数値です。
もちろんIQは日常生活や仕事において重要であることには違いありませんが、
社会の生活において、上手くいくこと、
成功に導くことはIQだけが高くても不十分です。
IQに加えて
CQ(Curiosity/Creativity quotient:
好奇心および創造性指数)と
EQ(Emotional quotient:
感情の知能指数および共感力)の
バランスが実生活では重視されています。
このIQ・CQ・EQの頭文字をとって「ICE」と
呼ばれています。
IQは短期間に多くの情報を処理する事を可能にし、
CQは総合的な知識とリスクを恐れない冒険心を、
EQは感情のコントロールをします。
この三者は三つ巴の関係にあり、
お互いの苦手部分を補い合っています。
例えば
IQだけでは、不確かで複雑な局面を乗り越えるための
柔軟な対応をすることは難しいです。
CQがもつハングリー精神や知識欲の旺盛さが、
新しいことに対して開かれたものになりますし、
EQがもつ感情を認識してコントロールすることは、
表現する能力、複雑な物事の管理、人に対しての共感力がIQを補ってくれています。
また高いIQまで自分を高めていくと言うことは、
なかなか難しいことなのですが、
好奇心や共感力のCQとEQは、
生涯を通して自らの努力でいくらでも
高めていくことが可能です。
かの有名なアインシュタインが残した言葉ですが、
「私には特別な才能はない。あるのは非常に強い好奇心だけだ」と残しているように、
IQはもちろん重要ですが、
好奇心と共感力が伴わなければ、
本来の力を発揮することはできません。
ICEをバランスよく伸ばしていくことが、
物事の成功の鍵になります。
まえだ治療院 院長 前田諭志