こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「和音の聞こえ方」についてです。
和音、コードとも言われたりしますが、
三つ以上の音の重なりが綺麗に響くものを、
ひとつのかたまりとしているものです。
例えば和音の「C」であれば、
ドーミーソの音で構成されています。
逆に音の重なる響きが良くないものについては
「不調和音」といい
クラシックでは
基本的には使われない音の組み合わせになります。
ただ先ほど紹介した和音の「C」
ドーミーソですが、
昔は不協和音として位置づけられていたのは
ご存じでしょうか?
これはCに限ったことではなく、
根音―3度―5度の組み合わせの音が近すぎて響きが
不調和音だと言われていた時代がありました。
ピアノを弾いたことがある人は、
一度は経験したことがあると思いますが、
左手がドーソー高ドのトライアングルになっていることはないでしょうか?
このような構成音は昔でいう和音の「C」になります。
そのため昔の曲では多用されています。
この組み合わせの音はギターでは
パワーコードと言われるものと同じです。
それがだんだん、時代の変化により、
「音楽の人の好みが変わった」ことが
一番の要因で、今のような和音の響きになっています。
今後ももしかすると、
また和音の響きが変わることもありえる?
かも、
まえだ治療院 院長 前田諭志