こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「育児ストレスとソーシャルサポート」
についてです。
育児に対する不安やストレスでよく聞かれる言葉に
育児ノイローゼがあります。
育児ノイローゼは情緒混乱を生じ、
過敏に反応してしまい、不眠、疲労、子育てが出来なくなることから、過度に子供に心配したり、子供に危害を加えたり、虐待にもつながるケースもあります。
母親を孤独にせずにサポートしていくことが必須です。
ただ育児ノイローゼとは言わずとも、
疲労やフラストレーションは多くの母親に
見られることです。
子供が泣き止まない、
どう対応すれば良いのかわからない、
24時間育児の疲労は、
産後の体調の変化とあいまって、
育児不安や育児ストレスを増大させていきます。
出産後2~3ヶ月までの時期は、
赤ちゃんの生活リズムに自分の生活リズムを合わせて、一日中赤ちゃんの世話に明け暮れる時期として
特徴づけられます。
この時期の女性は終日子供と向き合い、
必然的に子供に対する適切な適応能力を育てることに
自己の関心が集中している状況にあります。
そのため子供だけに一喜一憂し、
他の人間関係や外界の社会から
隔離された状態になりやすくなります。
育児や意欲を維持していくためには
女性の情緒的サポートと
子育てそのものの手段的サポートは
不可欠になります。
「夫」「実母」「友人」などのサポートは
もちろんですが、
子育て支援ネットワークなどの
ソーシャルサポートの活用も調べていただければ
お近くの場所で開催されていたりしますので、
そちらを利用されることもおすすめします。
※子育て支援に見せかけた宗教団体が勧誘してくる時がありますので、ご注意ください。
有名な団体、もしくは都道府県や市町村主催のものをお選びください。
まえだ治療院 院長 前田諭志