こんにちは、まえだ治療院兵庫県加古川院です。
今回は「コミュニケーション」についてです。
コミュニケーションと言っても全てを書いていくとすごい量になってしまいますので、一部ご紹介出来ればと思います。
「情報の開示」と言うものがあります。
情報の開示には質(開示する内容)と量(適切な開示量)があります。
質(開示する内容)ですが、
低い・中・高いに分かれます
低いものは、天気や時事ネタなど自分も相手も共有がすぐに出来るような内容で、個人的なものがないような内容です。
「暑いですね」などの誰にでも使える当たり障りがないようなものです。
中では自分の名前や住所・家族構成など個人が特定出来るような内容になります。
名前ぐらいは教えても、誰かれなしにどこに住んでいるかやメールアドレスなどは教えていない、など
開示するにあたり人を選ぶような内容です。
そして高いものは
資産や貯金額などお金にまつわるものです。
出会っていきなり「貯金額は?」とは通常聞かないでしょうし、聞いたとしてもきっと教えてくれないはずですよね。
実際にあった話ですが、
A証券と言う会社のセールスマンが自宅を訪れてきて
私と会うなり
A「貯金は今どれくらいですか?」
と聞いてきたので、
私「出会ってすぐのあなたになんで教えないといけないんですか?」と答えると
A「差し支えなければ教えてください」
私「差し支えあるわー!」
っで帰ってもらいました。
このように情報の開示には一定の親密度と信頼度も必要になってきますので、自分が聞くでも話すでも、適切な開示内容と開示量がコミュニケーションには不可欠だと言うことです。
あとはお互いが同等の情報の開示量かどうかです。
例えば名前を聞くときに
「僕は●●といいます。あなたは?」
「●●さんですね。私は名前教えませんけど」
となると今後の円滑なコミュニケーションはきっと図れないと思います。
また、そんなに仲良くもない相手に
「俺こんだけお金もっててな、貯金はこれだけで」
と一方的に話されても、言われた方は困惑するだけでしょうね。
逆に付き合いが長いのに個人的なことを話さないのも、それはそれで相手に失礼になります。
開示する質と量はお互い同等であるのが望ましいです。
必要以上に聞いたり話したりすることもいりません。
あくまでも自然な流れでコミュニケーションを楽しめたらと思います。
まえだ治療院兵庫県加古川院 院長 前田諭志