こんにちは、まえだ治療院兵庫県加古川院です。
すごく個人的なお話になりますが、
今回は「人間作業モデルMOHO」についてです。
聞いたことがない人の方が多いと思います。
治療モデルの1つです。
作業療法士や
リハビリ関連のお仕事をされている方なら
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ではナラティブスロープは
聞いたことがありますか?
名前は知らなくても
一度はみなさんもTVで見たことがあると
思います。
芸能人や芸人さんなどの、
略歴を見ていくような番組で
「この時は最高に良かった」
「一番よかった時です」や
「この時はどん底でしたね」
「一番最悪でした」など
年代ごとに人生の浮き沈みが
折れ線グラフになった表が
ナラティブスロープです。
ナラティブスロープは
人間作業モデルの一部です。
意外と身近でしょ?
またナラティブスロープについては
詳しくお伝え出来たらと思います。
なぜ私が人間作業モデルを好きなのか?
ついつい治療者となると、
その「人」より
「病気や障害」に目がいってしまい、
「人」<「病気」
になりがちです。
ですが、人間作業モデルの考え方では、
そんなことはしません。
なぜなら
病気や障害はその人を構成する「一部」
でしかないからです。
人には他にもたくさんの構成要素があり、
あくまでも病気や障害は一部です。
全てではないです。
人の構成要素全てに目を向けることが
出来ないと、
本当の治療家とは言えないのです。
人間作業モデルを知って
包括的に考えることが出来る
きっかけになりましたね。
ただ、もちろん人間作業モデルだけでは、
足りない部分もありますので、
人間作業モデルも治療の一部でしかないと
言うことですね。
まえだ治療院兵庫県加古川院 院長 前田諭志