みなさん、こんにちは、まえだ治療院です。
私の施術は、西洋医学だけでもなく、東洋医学だけでもありません。
どちらかに偏るのではなく、両方の視点を行き来しながら、その人をまるごと診ることを大切にしています。
なぜなら、どちらにも「強み」があり、
そしてどちらにも「限界」があるからです。
病院勤務で学んだ「西洋医学のすごさと、物足りなさ」
私はかつて、作業療法士として医療機関に勤務していました。
臓器、骨格、神経、ホルモン、循環などの機能を、データと解剖学で正確に診断し、
エビデンス(科学的根拠)に基づいたリハビリや治療が行われる現場です。
西洋医学の強みは、
・病気の「原因」を細かく特定できる
・手術・投薬など即効性のある対処ができる
・検査や診断が非常に明確である
という点にあります。
けれど、長く現場にいるうちに、次のような壁にも何度も直面しました。
「検査では異常なし。でも、つらい」
「薬を飲んでも良くならない」
「数値だけを見て、症状は見ていない気がする」
つまり、“診断できるものしか診られない”という限界です。
東洋思想から学んだ「つながり」と「全体性」
そこで出会ったのが、東洋医学・東洋思想でした。
東洋思想の特徴は、
身体と心、環境や季節までも“ひとつの流れ”としてとらえる
「五臓六腑」や「気・血・水」など、全体のバランスを重視する
数値でなく、“今のあなた”の感じ方を一番大切にする
つまり、「どう感じているか」に耳を傾ける医療でもあります。
食の偏り、季節の変化、仕事のストレス、家族との関係…
そうした目に見えない要素が、からだにどう影響しているかを読み解く知恵。
そこには、「未病(まだ病気になる前)」の状態に気づき、整える力があります。
どちらの視点もあるからこそ、できる整体がある
私が整体というスタイルを選んだのは、
西洋医学の視点で「構造」と「機能」を理解しながら、
東洋思想の感性で「流れ」と「つながり」を診られる場が整体だったからです。
たとえば、こんなアプローチをしています:
西洋医学的に:
背骨・骨盤の歪みを構造的に評価
筋膜・神経・自律神経の関係を分析
姿勢や動作パターンを客観的に判断
東洋思想的に:
呼吸の深さや脈の状態、気の流れを見る
季節の巡りや心の在り方まで含めて観察
「なんとなく変」といった感覚を大切にする
🔍 こんなあなたにこそ受けてほしい整体です
□ 病院では異常なし。でも不調が続いている
□ 体のケアだけでなく、心も整えたい
□ 数値や診断名に納得がいかない
□ 自分の“感覚”を尊重してくれる人に診てほしい
□ 痛みだけでなく、眠りや気分、内臓の違和感も相談したい