みなさん、こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「背骨が硬くなってしまう原因や背中の痛みの原因」
についてお話します。
(動画参照)
背骨の硬さや背中の痛みなどは、もちろん筋肉や背骨のズレが原因であることもありますが、それ以外にも原因が考えられます。
例えば、自律神経から、内臓から、リンパの滞りから、ということも背骨を硬くしてしまう、背中に痛みを出す原因のひとつです。
①自律神経の影響
自律神経は体内のバランスを保つために重要な役割を果たしており、心拍数や消化、呼吸、体温調節などを管理します。
ストレスや緊張が長時間続くと、自律神経が乱れ、交感神経が優位になりやすくなります。
これにより、筋肉が常に緊張状態になり、背骨を支える筋肉も硬くなります。
慢性的なストレスが原因で肩こりや背中の痛みを引き起こすことはよく知られており、これは背骨の硬さに直結します。
②内臓からの影響
内臓の状態が悪化すると、体はそれを補償するために姿勢が崩れやすくなります。
例えば、胃や腸の不調が続くと、体が無意識にその不快感を軽減しようとして姿勢が前屈になり、猫背姿勢になります。
これが慢性化すると、背骨周辺の筋肉や関節に負担がかかり、硬直が進行します。
また、内臓に関連する神経が圧迫されることも、背骨の動きを制限する一因となります。
内蔵の不調から、背中に痛みを出す関連痛などもあり、それも背中の痛みの原因です。
③リンパの滞りの影響
リンパは体内の老廃物や余分な水分を排出する役割を持っています。
リンパの流れが滞ると、体内に炎症が起きやすくなり、むくみや筋肉の硬直が引き起こされます。
背骨周辺のリンパの流れが悪化すると、その周囲の組織が硬くなり、結果として背骨の可動域が制限されてしまいます。
特に長時間、同じ姿勢を続けると、リンパの流れが悪くなりやすく、これが背骨の硬さ、背中の痛みにつながります。
まとめ
背骨が固くなる原因は、単に筋肉や関節の問題だけではありません。
自律神経の乱れや内臓の不調、リンパの滞りといった要因が複雑に絡み合い、背骨の可動性を低下させます。
これらの問題を解消するためには、日常生活の中でストレス管理や内臓ケア、リンパの流れを意識した姿勢や運動を取り入れることが重要です。
体全体のバランスを整えることが、背骨の健康を守る鍵となります。
まえだ治療院では、筋肉はもちろんですが、自律神経、内臓、リンパを整える全身の整体をおこなっております。
不調は、体全体を整えてはじめて解消されていくものです。
一度、まえだ治療院で全身を整えてみませんか?
ご予約お待ちしております。
まえだ治療院 院長 前田諭志