みなさん、こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「ひとりでできるぎっくり腰の対処法」
についてご紹介します。
みなさんにご用意していただくものは
◯横になれる場所と
◯丸めたタオルやクッションです。
まず最初に、ぎっくり腰になったとき痛みが出る代表的なからだの部位に、
1)腰
2)骨盤
3)腰と骨盤の両方
があります。
痛みがひどく出ている場所に応じてこれから行う対処法が変わります。
無理のない、範囲でおこないましょう。
まず1)の腰が痛い場合
うつ伏せになり丸めたタオルやクッションなどを痛みが出ている側の骨盤の前側にある。でっぱりの下に敷きます。
この骨盤のでっぱりは、ASISといいます。
ASISに丸めたタオルやクッションなどを敷いて身体が浮き上がった状態で、約90秒じっと待つだけです。
90秒がたって一度、痛みの程度を確かめてみてください。
もし痛みがなくなる。ないし、する前が10としたとき、痛みの程度が10からさん以下まで減っていれば、うまくいっています。
2)の骨盤が痛い場合
うつ伏せになり丸めたタオルやクッションなどを、痛みが出ている側の膝あたりか、ふとももの下に敷きます。
この時浮いている足は少しだけ内側に来るようにしておきましょう。
そして、さきほどと同じように約90秒待ちます。
90秒がたって、もし、痛みがなくなる。ないし、する前が10としたとき、痛みの程度が10からさん以下まで減っていれば、うまくいっています。
3)の腰と骨盤が痛い場合
1と2をおこなってください。
おこなう時間は、それぞれ同じく90秒です。
痛みがひどい場合は数回おこなう、もしくは時間を120秒にしても大丈夫です。
ただし、一回の時間は120秒までにしてください。
一回に時間を長くしたからといって効果は変わりません。
ぎっくり腰はつらい症状ですが過度に安静にしすぎると、かえって治りがわるく長引きます。
この対処法を、おこなうことで、痛みの程度を軽減させて、日常生活はおくれるようにはなるかと思います。
長引くぎっくり腰や、繰り返すぎっくり腰でお悩みの方は一度試してみてください。
まえだ治療院 院長 前田諭志