ざっと代表的な効果・効能あげただけでも、これだけあります。
またローズマリーの活用方法もたくさんあり、もちろん料理のスパイスとしても使えますし、癒やしや美容にフォーカスをあてて話すと、アロマ、ハーブティー、入浴剤としても活用できます。ローズマリーは嗅いでも、飲んでも、塗っても良しの万能ハーブです。
次回はローズマリーの活用の仕方についてお話していきます。
※うれしい効果ばかりのローズマリーですが、使用上の禁忌もありますのでご注意ください。
妊娠中の人
妊娠中の人は、大量にローズマリーを摂取することを避けるべきです。これは、ローズマリーが子宮収縮を引き起こす可能性があるためです。また、胎児に影響を及ぼす可能性も考慮されます。
授乳中の人
授乳中の人も、大量のローズマリーの摂取は避けるべきです。ハーブの成分が母乳に移行する可能性があるため、赤ちゃんに影響を及ぼすことがあるかもしれません。
てんかん患者
ローズマリーには、神経刺激作用がある成分が含まれています。このため、てんかん発作を引き起こす可能性があるとされています。てんかん患者は、ローズマリーの使用を避けるべきです。
アレルギー体質の人
ローズマリーに対するアレルギー反応がある人は、ローズマリーの摂取や使用を避けるべきです。アレルギー症状が皮膚かゆみ、発疹、呼吸困難などに現れる可能性があります。
消化器系の問題を抱える人
ローズマリーは消化器を刺激する効果があるため、胃潰瘍や逆流性食道炎などの消化器系の問題を抱える人は、過度な摂取を避けるべきです。
注意事項として
過剰摂取の回避
ローズマリーを過度に摂取することは、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。ハーブティーやアロマの使用量を適切にコントロールしましょう。
アレルギー反応
ローズマリーに対するアレルギー反応は稀ですが、一部の人々に影響を及ぼす可能性があります。初めて使用する際には、皮膚テストを行ったり、少量から始めることをおすすめします。
薬との相互作用
ローズマリーに含まれる一部の成分が、特定の薬物と相互作用を起こす可能性があります。特に、血圧降下薬や抗凝固薬などを服用している場合は、医師に相談してから使用することを検討してください。
敏感な肌への注意
純粋なローズマリー精油を肌に直接塗布する場合、敏感な肌の人は刺激を感じることがあります。必ず希釈して使用し、パッチテストを行うことをおすすめします。
使用前の相談
ローズマリーを医薬品や健康補助食品として使用する場合、既存の健康問題や処方薬の使用との相互作用を考慮し、専門家に相談することが重要です。
一般的な使用においてはローズマリーは安全だと言われていますが、自身の健康状態や個人差を考慮して、適切な方法で使用することが大切です。薬と同じように用法用量は守りましょう。
まえだ治療院 院長 前田諭志