こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「悪い姿勢と重心位置」です。
まえだ治療院でもよく聞かれるお悩みに「悪い姿勢」があります。
猫背や巻き肩、最近増えているストレートネックなどなど、
普段から悪い姿勢が気になっている人は多いかと思います。
悪い姿勢にならないためには、日頃から姿勢を正しておくこれに尽きるのですが……。
今回お話しする姿勢の話は、見た目の姿勢、日頃から美しい姿勢でいましょうという話ではなく、
悪い姿勢は見た目だけではなく、ほかにも弊害が出るということを、ご紹介できればと思います。
私たちの体の重心位置はお尻にある仙骨(左S2前方5cm)に存在しています。
悪い姿勢の時は、この重心位置が低い状態になっています。
重心位置が低いとどうなるか?簡単な実験がありますので、試してください。
1)普通に立ってもらった状態で、
両腕をバンザイしてみてください。
どこまで腕があがったか覚えておいてくださいね。
2)次は膝を曲げてからバンザイしてください。
3)次は背伸びをしてからバンザイしてください。
どうでしょうか?
膝を曲げた状態ではバンザイはしづらく、逆に背伸びをした状態であれば、普通に立っている時よりバンザイが出来たのではないでしょうか?
これは膝を曲げることで重心位置が低くなる。
背伸びをすることで重心位置が高くなることで
起きた体の変化です。
猫背などの悪い姿勢では膝も曲がり重心位置が下がります。
そうなると肩まで上がらなくなってしまうということです。
また重心位置が低いと体の可動域だけではなく、痛みにも弱くなります。
またまた試しに立っていただいて、片方の親指を手のひら側に曲げて、その親指を包むように握り拳をつくってください。
文字だけでは分かりにくい時は
「腱鞘炎テスト」
「フィルケンシュタインテスト」
で画像検索してください。
その状態のまま、小指側に手首を曲げます。
親指の筋がストレッチされますので、少し痛い感覚になると思います。
次は膝を曲げて同じことをしてみてください。
きっとさっきより痛みが増すと思います。
このように悪い姿勢は見た目だけではなく、体の可動域や痛みにも関与します。
ほかにも悪い姿勢は自律神経が乱れますし、肋骨が圧迫されるため、呼吸のしづらさにも関係してきます。
まえだ治療院では、猫背、ストレートネック、巻き肩などの姿勢矯正も行っています。
骨をバキバキすることは一切ありませんので、日頃、悪い姿勢が気になるという方は安心してお越し下さい。
まえだ治療院