こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「緊張すると手が震えるわけ」
です。
緊張すると冷や汗が出たり、火照ったり、手が震えたりしますよね。
ではなぜ緊張すると手が震える(振戦)のか?
これは人間のもともとの構造によるもので、平常時ぷるぷると震えることはないとは思いますが、「人は本来震えるように出来ており、それを抑え込んでいる」
といった方が正しい表現かもしれません。
普段、人が震えないようにしてくれているのは脳内のドーパミンの作用によるものです。
ドーパミンは幸せホルモンや快楽ホルモンとも言われますが、緊張時はこのドーパミンの分泌が減ってしまうため、手の震えが出てしまいます。
緊張時に幸せを感じるというのは難しいですもんね。
ドーパミンの減少で起こる代表的なものにパーキンソン病があります。
パーキンソン病もまた手の震え(安静時振戦)を伴いますし、アルコール中毒や薬物中毒の離脱症状でも、手の震えが出ることは有名だと思います。
この場合は、もはやアルコール、薬物を抜きにした
日常生活では幸せに感じることが出来なくなっている
ため、ドーパミンが分泌されずに、手の震えにつながっています。
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まえだ治療院 院長 前田諭志