こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「双子の不思議」についてです。
日本において
双子以上が生まれる確率は約2%になります。
イタリアの研究でイグノーベル賞「認知科学賞」を
受賞した双子研究をご紹介します。
○お互いにそっくりな双子は 「鏡像」の双子
("Mirror Image" Twins)と呼ばれる。
言葉通り、お互いに相手を写し出している
○双子は互いによく似た人生を送ることがある。
例え、生まれてすぐに離ればなれになった場合でも、
興味や人生のキャリアはとても似通っている。
○一卵性双生児は、完全犯罪を犯すことも可能かもしれない。
何故なら、DNAの99.9%が同じであり、違うのは指紋と虹彩だけだからだ。
○双子であっても父親が違う、というケースもあり得ない訳ではない。
母親がひと月に2個の卵子を排出した場合には、
それぞれに違う男性が受精させることも可能である。
○一卵性双生児であっても指紋は違う。
最初は形成される指紋は同じだが、胎内で動くようになると、
それぞれ羊膜に触れることで異なる模様が形作られる。
○双生児においては、左利きの発現率は単胎児の二倍
○長身の人々はより多くの成長ホルモンを持つ。
成長ホルモンは双子である確率を高める働きをする。
○より多くの乳製品を摂る母親は、そうでない母親より双子を産む確率が高い。
○胎内では、双子は14週からお互いに触れることができるようになる。
○自らも双生児として生まれた女性は、単胎児だった
女性より、双生児を生む確率が高い。
○双子は数週間、あるいは月単位という間隔をあけて
生まれることもある。
現時点での最長記録は87日間
○生まれたての双子を見分ける最も簡単な方法のひとつは、「へそ」を見ること
○一卵性の場合、肌の色が違うカップルからでも同じ肌の色の子どもが生まれる。
二卵性は肌の色が違う子ども生まれることもある。
○男性の一卵性双生児と女性の一卵性双生児が、2組のカップルになったとする。
男性Aと女性Aの間に生まれた子どもと、男性Bと女性Bの間に生まれた子どもは
「いとこ」同士となる。
しかし、父親同士、母親同士の遺伝子が同じなので、遺伝子的に見れば、
彼らは「きょうだい」と同じと考えられる。
○双子の母親は、単胎児の母親より長生きすることが多い。
ちなみに
一卵性双生児のうち多くが、自分たち双子が写った写真を見て、どちらが自分であるかがわからない。
ということも実証されています。
まえだ治療院 院長 前田諭志