こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「食べ物と花粉症」
についてです。
花粉症の人であればスギやヒノキなど花粉が飛ぶ季節には、毎年憂うつになる人も多いと思います。
花粉症は、主にくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった鼻の症状と、目のかゆみ、涙、充血といった目の症状を引き起こします。
またアレルギー反応を起こす花粉の種類によっては
のどや皮膚のかゆみ、咳やたん、下痢や食欲の減退、
微熱といった症状を引き起こすこともあります。
花粉症がある場合、症状がひどくなる食べ物、良くなる食べ物があります。
【症状がひどくなる食べ物は】
○体を冷やすもの
アイスクリーム、ジュース、
生もの(刺身、生野菜(トマト、メロン、スイカなど)、果実など)、ケーキ
○アルコール
体を冷やしてしまうよく冷えたビールもそうですが、
アルコール類は肝臓に負担がいくため症状がひどくなりやすくなります。
○刺激物
香辛料、コーヒー、チョコレート、ジャンクフードなど、
脂っこい食べ物も症状がひどくなりやすくなります。
【症状の緩和になる食べ物】
○乳酸菌
腸内環境を整えることが腸管免疫の正常化につながると考えられています。
乳酸菌には免疫の過剰反応を抑える働きがあるため、
花粉症の症状緩和に役立つと考えられています。
○ビタミンD
ビタミンDは腸のカルシウム吸収を促し、
骨を丈夫にするビタミンとして知られていますが、
免疫を調整する働きももっています。
ビタミンDが不足すると花粉症のような異常な免疫反応を招くといわれています。ビタミンDが豊富な食品は、
干しシイタケや干しキクラゲ、イワシ、シラス、紅鮭、スモークサーモンなどです。また、太陽光(紫外線)を浴びると、体内でビタミンDがつくり出されます。
○食物繊維
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
水溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整えます。
腸内環境がよくなると腸の免疫機能も向上するので、
花粉症の症状改善が期待できます。
水溶性食物繊維を多く含む食品は、ワカメやヒジキなどの海藻類、イモ類などです。
またここで紹介した食べ物は、毎日少しずつが推奨されています。
症状を出やすくする食べ物は少しずつ控えていく、
症状の緩和につながる食べ物は少しずつ摂取していく、
自分のストレスにならない程度にしてください。
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まえだ治療院 院長 前田諭志