こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「脳の認知機能と音楽」ついてです。
音楽には秘められたパワーがあります。
音楽には
心と体に様々な効果をもたらすことが知られていますが、もちろん脳も刺激してくれます。
最新の研究では、
音楽をしている(したことのある)人の脳は、
そうでない人に比べ、
脳領域の接続レベルが
はるかに高いことがわかりました。
楽器のうまい下手は関係なく、
絶対音感があることも関係ない。
さまざまな事情で音楽をやめてしまったとしても、
子供の頃に培った音楽の力は、
読解力・記憶力・外国語の発音を高めるなど、
一生を通じて音楽は、その人の役に立っています。
これは史上最多となる
103名のプロの音楽家(および音楽をやらない人50名)が参加し、その脳が検査したことで判明しました。
特に際立っていたのは
会話と音に関する領域(両半球の聴覚皮質)です。
また音楽家の聴覚皮質が、
記憶・作業記憶・実行機能といった高次の認知機能を
になう領域とも緊密に結合していることも
確認されています。
つまり、
音楽によって育まれた緊密な結合は、
音楽の能力だけでなく、
言語の学習や知能といった能力をも向上させている
可能性があるということです。
なお音楽を始めた時期が早い人ほど、
脳機能が強まる傾向であることが
わかっていますが、
今からでも遅くないとのことです。
チャレンジすることこそが大切で、
下手でもなんでも音楽に触れている経験が
脳にいい影響を与えます。
まえだ治療院 院長 前田諭志