こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「自転車の乗り方はなぜ忘れないのか?」
についてです。
みなさんは最近自転車に乗っていますか?
私は比較的自転車で移動することは多いのですが、
自転車は学生の時以来で、
しばらく移動には自動車しか乗っていない
もう何年も自転車には乗っていないっていう人も
少なくないかもしれませんね。
ただそんな人でも、久々に自転車に乗ろうとして
「自転車の乗り方を忘れた」
とはならないと思います。
「体で覚えたことは一生忘れない」
とも言われるように、正にその通りです。
記憶には種類があります。
楽しい思い出などの記憶のことをエピソード記憶
テスト勉強で覚えた単語などのことを意味記憶
といいます。
このエピソード記憶と意味記憶をまとめて
文字に起こせることができる記憶、
陳述記憶といいます。
体で覚えたことは、手続き記憶といい
文字で起こすことが難しい、
自分の感覚的な記憶になります。
陳述記憶は
必要性がなければ次第に記憶が薄れていきますが、
手続き記憶は陳述記憶よりは、
はるかに記憶に残っていきます。
学生の時にしていた
楽器を20年ぶりでも弾けたりすることも、
手続き記憶になります。
体で覚えたことは一生、
もしくは半永久的に脳に記憶されます。
まえだ治療院 院長 前田諭志