こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「高齢者の転倒予防に必要な歩隔」についてです。
滑って転んだぐらいの経験は誰でもあると思いますが、
高齢であればあるほど
転倒してしまうというのは死活問題です。
ケガや骨折に直結するため、
転倒することは避けたいものです。
みなさんは歩幅は聞いたことがあると思いますが、
意外と知られていない「歩隔(ほかく)」
歩隔は足と足の間隔のことです。
人が重たい物を抱えて歩く時や、
一番わかりやすいのは妊婦さんで
あれば自然とこの歩隔が広い歩き方になります。
しかし高齢者では歩幅も狭くなっていきますし、
歩隔もまた狭くなっていきます。
「気をつけ」をした時のように、
足と足の間隔が全くないと、
ヤジロベーのような状態ですので、
人間はどうしても不安定になります。
みなさんも手押し相撲などで
経験したことはないでしょうか?
大股開きのように歩隔を必要以上に広くとる必要は
いりませんが、
歩隔は個人差がありますが、
おおよそ8.5㎝~10㎝ぐらいは必要です。
高齢者の転倒予防には、歩隔も大切になります。
まえだ治療院 院長 前田諭志