こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「マルチタスクは脳を損傷し、
シングルタスクは脳を活性化させる」です。
日々の認知症予防にや、
いつまでも脳の認知機能を保つ目的で、
脳トレをしている人も多くいるのではないでしょうか?
脳も筋肉と同じで使わなければ衰えてしまいます。
一般的に
脳機能は30歳を境に低下していくといわれていますが、これは全くなにもしなかった場合の話であり、
最近の研究によっては脳の機能は向上させていけることがわかっています。
脳機能の向上にはなにをすればいいのか?
何事も継続が大切ですので、
日常的に取り入れやすいものがおすすめです。
ただ脳機能のためには
マルチタスクは逆効果になります。
マルチタスクは脳機能に損傷を与え
認知機能の低下を招くことがわかってきています。
マルチタスクとは同時に複数のことを行うことです。
あれも、これも、同時に行える処理能力があれば、
きっと社会的には重宝されると思いますし、
単純にできる人と周囲からは思われると思います。
また複数のことを行える方が認知機能が鍛えられる。
それこそ脳トレになるように思うと思いますが、
体のトレーニングでも過度に行えば、
体を壊してしまうように
脳も同じで過度な脳トレは脳に損傷を与えます。
これは昔から言われていた
脳を使いすぎると認知症になりやすいということに
説明がついたことになります。
今まで
脳を使わないのも認知症になりやすい。
脳を使いすぎても認知症になりやすい
となんとなく言われてきました。
脳を使わないのは説明が付きますが、
脳を使う人も認知症になりやすいと
なれば認知症の予防とはどうすればいいのか?と
矛盾が生じていました。
脳は使わないと認知症になるリスクは上がります。
ただ
マルチタスクで脳を酷使することも認知症につながります。
ですので認知症予防にはシングルタスク
一つの課題に対して一生懸命に向き合うことが大切になります。
あれもこれもとしようとはせず、
一つの課題に対してコツコツとこなしていくことが
一番の脳トレにつながります。
まえだ治療院 院長 前田諭志