こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「体型と性格の関係」についてです。
その人の体型と性格は相関関係があると述べたのは、
19世紀のドイツの精神医学者である
クレッチマー氏です。
体格と性格の相関関係については
三つのタイプで説明されています。
ただ精神医学の歴史の話です。
参考程度に見てください。
それでは以下にその具体的な分類を載せておきます。
細身型
『分裂気質』と表現されます。
過敏性の性質(臆病、恥ずかしがり、神経質)と
鈍感性の性質(従順、無関心、落ち着きのある)の両方を持っています。
肥満型
『躁うつ(循環)気質』と表現されます。
調子が良い時(社交的、善良、親切、温厚)と
悪い時(情緒不安定)が交互に循環するという性質があります。
闘士型
『粘着気質』と表現されます。
全般的な特徴(活発、頑固、几帳面、粘り強い)がある一方で、
爆発性(ひどく興奮する、激怒する)といった性質も
見られます。
以上がクレッチマー氏の分類になります。
これが
現代に当てはまるかといいますと、
当てはまらないと思います。
ただ19世紀の時代背景を見てみると、
意外と遠からずだったかもしれません。
例えば2番の肥満型
肥満体型の人が
一般的になったのは100年も歴史がありません。
さまざまな食事が安定して供給されるようになったのは20世紀に入ってからのことですので、
19世紀に
肥満体型だった人の性格はそうだったのかもしれません
まえだ治療院 院長 前田諭志