こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「身近なものが怖いと感じる恐怖症」についてです。
人の恐怖対象は
日常のいたるところに存在し多種多様です。
一般的には考えられないようなものすら
存在していますが
当事者にとっては恐怖以外の何物でもない、わけです。
「ニンニク恐怖症」
ニンニクを異常に恐れる恐怖症。食べるのはもちろん、見たりにおいがするだけでも怖い
「学校恐怖症」
文字通り学校に嫌悪感を覚える恐怖症。
5%くらいの人がこの恐怖症に苦しんでいると言います。
失読症や注意欠陥過活動性障害(ADHD)などで
授業についていけないことや、勉強のプレッシャー、
いじめやいやがらせ、仲間外れにされた体験などが
原因とされる。
「義理の親恐怖症」
義理の父母と付き合わなくてはならないことを考えると、不安や恐怖を覚える
アメリカでは特に多く、新婚夫婦が
この恐怖症を克服するためにセラピーを受けることも
珍しくないと言います。
「ひげ恐怖症」
ぼさぼさで不衛生、野蛮な感じのすると男性のひげを
拒絶する症状です。
遺伝子的に考えてもひげの濃さは戦闘とも関わっていることがわかっており、
無意識の中でひげの生えている男性に対して攻撃性を
見いだしているのかもしれません。
「良い知らせ恐怖症」
一般的には良い知らせより悪い知らせを嫌うものだと
思いますが、良いニュースに恐怖を覚える人たちがいます。
原因は良い知らせはフラグであり、この後に
とてつもない悪いことが起きるという不安感かもしれない。
この症状のある人は、
ネガティブで悲観的な感覚の中に自ら入り込む
自虐的な傾向がある。
「長い単語恐怖症」
子供の頃の勉強の失敗体験や、多音節の言葉を覚えられないということが原因と考えられています。
現代のように電子機器中心の社会になって、
読書習慣がない人が増えたのも、
こうした恐怖症の原因の一部になっている可能性が
ある。
「美女恐怖症」
美しい女性と
接触すると、恐怖、不安、気まり悪さ、憂鬱を感じる
症状。
過去に女性との関係で深く傷ついた経験をして、
自尊心が傷つけられ、劣等感が強くなってしまったのが原因だろうと考えられます。
「666恐怖症」
666という数字は、聖書のヨハネの黙示録の中で獣の
数字だとされていて、この数字と関連する人間は、
悲惨な結末を迎えると信じられている。
小説や映画などで悪魔につながる数字として登場する
ことも多く、人に不安を与え、避けられることの
多い忌み数である。
「衣服恐怖症」
服を着るのが怖いという恐怖症。この症状がある人は、極端にぶかぶかの服を着たり、まったく着なかったりする。
服の中にクモやハチなどの昆虫が入り込んで刺されたといった体験や、重たい服を長時間身に着けたりしたのが原因になることがある。
息ができなくなったり、胸を締めつけられたりする感覚に襲われ、吐き気、震え、パニックなどの症状が出る。
「霊魂恐怖症」
不可解な超自然現象を怖がる症状。
幽霊、悪魔、サタン、地獄、魔女など、さまざまな
カテゴリーがある。
妄想、パニック発作、吐き気、発汗、神経衰弱、追いかけられて悩まされる感覚などの症状が出る。
幽霊やグール、悪魔、オオカミ男などの話や神話などが、この恐怖症をさらに悪化させることもある。
今回の恐怖症は「雷が怖い」などの単体の恐怖よりは、
恐怖に至るまでのエピソードや、
恐怖となるものが拡大された先にある恐怖という方が
適当かもしれません。
まえだ治療院 院長 前田諭志