こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「人は歳をとると嘘も真実になってしまう」です。
嘘も方便とも言われるように、
人間生きていれば、一度ぐらいは嘘をつくものです。
大人になればなるほど、嘘が巧妙になったり、
その逆にすぐにバレてしまう嘘しかつけない人も
いたりと、バラバラですが、
もっともっと大人になると、
自分のついた嘘が嘘だということも分からなくなって
しまうそうです。
アメリカで発表された論文によると、
60歳~92歳までの人を対象に実験したところ
嘘を吐いてからたった1時間足らずで
本当のことと思い込むようになるらしいです。
参加者には102問の質問に答えてもらったのですが、
一度目は質問に対して正直に答える。
45分後に
全く同じ質問を次は嘘をついて回答してもらうと
非常に高い確率で自分が嘘をついた回答を
真実だと思い込んで記憶されてしまうことが
判明しました。
自分のついた嘘で
記憶が改ざんされてしまうということです。
これを見て実体験を思い出したのですが、
日頃から
よく冗談をいう高齢男性と片付け作業をしている時に
「これ捨てていいんやんな?」と
にやにやしながら言われて
私は「ちょっとAさん勘弁してくださいよ。
これめっちゃ大事なやつなんですよ笑」
すると男性は「嘘や、嘘や」と笑っていましたが、
数時間作業を進めていくと
本当にさっきの物を男性が捨てはじめたので、
私「ちょっとなにしてるんですが!!!」
男性「えっ?捨てるよったやん?いらんのやろ」と
私「これはまだ使うやつなんです。
さっき捨てないって話したじゃないですか!」
男性「え?そうやったっけ?」と
真顔で返してきました。
自分がついた嘘が真実として記憶されてしまったのでしょうね。
まえだ治療院 院長 前田諭志