こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「なぜ?あくびは出るのか?」です。
みなさんはよくあくびをする方でしょうか?
眠気がある時、退屈な時など、
ついついあくびが出てしまう。
なぜ?あくびは出るのか?は
実はしっかりと解明されておらず、
仮説止まりになっています。
過去には「脳の酸欠状態」で、
あくびをすることで酸素を脳に送り込んでいると
言われていて
あくびをしている人を見て、
自分にもあくびがうつってしまうのも、
あくび=酸欠状態と
人類の進化の中ですり込まれており、
「自分も酸素を取り込んでおかなければ」と
なるため、あくびがうつると言われていましたが、
この説は最近では反証されています。
最近言われている説は「脳の冷却」
熱い気温の時、風邪で高熱がある時
「頭がボーっとする」ことは体験したことはあると
思います。
脳の熱は±2℃ぐらいは変動すると言われており、
機械などもそうですが、稼働中は熱を帯びているように、
脳がフル回転中は熱を帯びているため、
それを冷却するためにあくびが活用されていると
言われています。
この説で言うと
眠気があるからあくびが出るや
退屈だからあくびが出るのではなく、
むしろ
逆の脳がフル回転中にあくびが出ることになります。
人の話を真剣に聞かないといけない場面や
会議中など自分では眠気など自覚していない
でも
あくびが出てしまうなんて経験したことはないでしょうか?
それは脳がフル回転中である証拠かもしれません。
またあくびがうつることも
「今から危機的状況になるかもしれない、その準備を」
とあくびをしている人からそう感じてうつると言われており、
今からバンジージャンプやスカイダイビングなどを
控えているとあくびは伝染しやすいそうです。
またあくびが
よくうつる人、うつらない人と個人差があります。
これは共感力と関係していると言われており、
よくうつる人は共感力があると言われ、
うつらない人は他者への共感力が乏しいことが
わかっています。
まえだ治療院 院長 前田諭志