こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「病気による性格変容」についてです。
誰でも一時的に時間に余裕がなかったり、
体調が良くない、疲れているなどで
イライラしやすくなったり、
普段であれば聞き流せることでも怒ってしまうなど
はあります。
それは病気の時でも例外ではなく、
長く付き合っていかない病気であれば、
性格そのものが変容していくことも一部見られます。
多くは病気そのものの苦しみに加えて、
強い不安感や恐怖感から神経質になったり怒りっぽくなったりなど、周囲の人たちは
「あんなにおだやかな人だったのに‥」と驚いてしまうことも珍しくはありません。
また「依存」が見られるようにもなります。
なんでもひとりでしていた人でも、
依存的になり過度に他人を頼るようになることが、
習慣化されていく人間関係依存
他にはギャンブル、ゲーム、買い物、恋愛、アルコールなどの依存にもなりやすくなると言われています。
言い換えると何事にも「はまりやすくなる」
この精神状態では
詐欺被害や宗教に入信してしまうこともありますので、
周囲の人たちの気配りが大切になります。
加えて自他の区別があいまいになり、
すぐに他人のすることに影響を受け同調してしまう
感応性の亢進も見られます。
これは例えば誰かがパニック発作を起こした時、
自分にもパニック発作が起きてしまうことなどが含まれます。
まえだ治療院 院長 前田諭志