こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「腹式呼吸と胸式呼吸」
についてです。
腹式呼吸というと深くて良い呼吸法で、胸式呼吸というと浅くてあまり良くない呼吸法、というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
しかし実際はどちらが良い悪いではなく、それぞれに特徴があって場面に応じて使い分けたいものです。
以下、違いを見てみましょう。
【胸式呼吸】
・肋骨をひろげて息を吸い、肋骨を締めるようにして息を吐く
・背中や脇に空気を入れるイメージを持つと深く吸いやすい
・交感神経が刺激されるため、活動時に向いている
・ピラティスで採用されている
【腹式呼吸】
・お腹を膨らませて息を吸い、お腹をへこませて息を吐く
・副交感神経を刺激し筋肉を弛緩させる効果があるので、歌う時や休息時に向いている
・ヨガで採用されている
いずれの方法にしても深く呼吸するのは大切なことです。
呼吸が浅いと十分な酸素が体に行き渡らなくなり、
代謝が落ちたり、疲れやすくなったりといった影響が
出ます。
さらに、不安やストレスを感じやすくなるおそれもあります。
反対に深い呼吸ができると疲れにくくなり、集中力も高まって精神的に安定します。
近年はパソコンやスマートフォンの普及によって猫背になることも多く、肺が十分に膨らまないため、より呼吸が浅くなりやすくなっています。
胸式呼吸と腹式呼吸を場面に応じて使い分け、正しい姿勢でしっかりと呼吸ができるように日頃から気をつけたいものです。
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まえだ治療院
ピラティスインストラクター 前田静香