こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「子どものスポーツ外傷/疲労骨折」
についてです。
疲労骨折は一度に大きな力が加わることで起こる通常の骨折とは違い、小さい力が骨に繰り返し加わることで起こります。
疲労骨折はスポーツ中に体重がかかる足の甲の部分(中足骨)やスネ(脛骨)などに起きやすく、特に陸上での長距離ランナーやサッカーなどでは注意が必要です。
また疲労骨折はレントゲンでは分からないことが多く、
「なんだか足が痛いなぁ」
「でもレントゲンで異常なしって言われたしなぁ」
となって無理して練習を続けてしまっている学生さんも少なくありません。
運動すると同じ場所に痛みが出る。少し休憩すると痛みがなくなるが、運動するとやっぱり痛いとなれば疲労骨折が疑われます。
一度念のためMRIで調べてもらった方がよいかもしれません。
疲労骨折の予防には、運動前の十分な柔軟体操が必須になります。
成長期には、骨の成長スピードに筋肉の発達が追いつかず、筋肉が硬くなって柔軟性が低下してしまいます。
ですので運動前にはしっかりと柔軟体操を行ってください。
また練習場所の地面の固さも関係している時があります。
その場合はクッション性の高いシューズを選んでもらえると予防できます。
骨がくっついているのに、まだ痛いという方はまえだ治療院にお越し下さい。
まえだ治療院 院長 前田諭志