こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
足の痛みとしびれ「坐骨神経痛/梨状筋症候群」
についてです。
よく足のしびれ感などに「坐骨神経痛が出て‥。」など聞かれる名前ではあります。
施術の場面でもよく聞かれる名前ですし、症状に個人差はありますが、悩まれている人も多いと思います。
少し細かいことをいうとタイトルにもある「坐骨神経痛」と「梨状筋症候群」は似たような症状がでますが、
原因となる場所に違いがあります。
椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などにより、背骨に近い場所で、神経が圧迫されているものが「坐骨神経痛」
お尻にある筋肉、梨状筋が神経と血管を圧迫しているのであれば「梨状筋症候群」になります。
椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などによらない痛みやしびれ感であれば、梨状筋が原因であることが大半になります。
梨状筋症候群になりやすい人は仕事で長時間の座り姿勢や運転、足を組んで座るクセがある。ズボンの後ろポケットに財布を入れたまま座る前屈みでの立ち姿勢などを日常的にしている場合は、梨状筋に負荷がかかり、足の痛み、しびれ感につながります。
また足を滑らせる、転倒しそうなったことをきっかけに梨状筋症候群が起こることもありますし、鑑別が必要になる坐骨神経痛に「肝機能の低下」があります。
特に左足に症状がでる。加えて右肩に痛みが出やすい場合は肝臓が原因になっている坐骨神経痛の可能性があります。
心当たりのある方はお気軽にまえだ治療院にお越し下さい。
まえだ治療院 院長 前田諭志