こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「性格は遺伝するのか?」についてです。
人格の形成に遺伝と環境の役割があるのか?
一卵性双生児を比較することで示した研究があります。
活動性に関する特性
活発、精力的、もの静か、落ち着きがない、テンポが速いなどは
一卵性双生児の両児ではもっとも一致率が高い
気分に関する特性
朗らか、ゆううつ、不機嫌、敏感で気分が変わりやすいなどは
多少の相違が見られる。
感情の表現に関する特性
怒りっぽい、同情心が強いなどは一致率が少し低い
意志に関する特性
ねばり強い、ていねい、飽きやすく投げやり、欲望を抑制するなどは
もっとも差が大きく出る
このことから
活動性、気分、感情の表現などには遺伝の関与が強いとみることができるが
意志や行動に関わるものについては必ずしも遺伝が強く関与しているとは、言えないのかもしれません。
まえだ治療院 院長 前田諭志