こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「性の発達と方向づけに関連した心理および行動」
について
性の発達と方向づけとは
異性愛的heterosexual、
同性愛的homosexual、
両性愛的bisexual
などに分かれます。
LGBTも最近ではかなり浸透した言葉だとは思います。
自分が誰を好きになるのかと言うことは
問題でも障害でもありません。
今からお話しする話は性的方向づけに関連して、
対人関係や日常生活に支障が出ている時の
心理および行動をご紹介します。
1「性成熟障害」
自分の性同一性あるいは性的方向づけが不確実で
あることに悩んでいて、
それが不安や抑うつを引き起こしている状態です。
自分の性的定位について
同性愛であるのか?異性愛であるのか?
不確かな思春期・青年期の子供、
異性愛を経験した後、
結婚中に同性愛的感情を経験する既婚者などに
見られます。
2「自我異和的な性の方向づけ」
性同一性、性嗜好には疑いはないとも思うが、
今の性的方向づけを異和的なものと感じ
苦痛の源泉となっている状態で、
別の性の方向付けを欲しがり
「自分は異性であった方がよい」「性を変えたい」と
望んでいるものの、
そのような性的関係を作りあげたり、
維持することが困難であると感じている。
そのため深刻な孤独感、罪悪感、不安、
あるいは抑うつや気分変調をきたす
3「性関係障害」
性同一性あるいは性嗜好性の原因で、
性的パートナーと関係をつくったり
維持したりするのが困難な状態
性の話はデリケートであり、
スムーズに話せることの方が少ないです。
ただ一人で悩んでいるのであれば、
お気軽にまえだ治療院にお問い合せください
パートナーがいるのであれば、
まずはパートナーに打ち明けておいた方がいいですし、
もしどこかに相談となるのであれば、
二人で出向いていくことをおすすめします。
二人で向き合うことこそが
性の悩みの解決につながります。
まえだ治療院 院長 前田諭志