こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「持続性気分(感情)障害」についてです。
一般的に気分障害といえば
「うつ病・躁病」そのどちらも見られる
「双極性障害(躁うつ病)」になります。
持続性気分障害は
長期にわたり持続性かつ波のある軽度の気分障害です。
主観的には
苦悩と無力感をもたらすものですが、
社会生活が営めないほど支障がでるのか?
と言われるとそうではないものです。
持続性気分障害は何年にもわたって、
成人してからの大部分を占めるほど長く持続することがあるため、
気分障害ではなく
循環病質人格や感情性人格障害、
抑うつ神経症や抑うつ人格障害のように
その人の性格であったり、
人格障害ではないかと考えられていましたが、
抗うつ薬が治療に有効であることがわかり、
気分障害として分類されました。
持続性気分障害は
気分循環症と気分変調症に分かれます。
「気分循環症」
軽い抑うつと軽い高揚(躁病まではいかない気分の高揚)の期間を頻回に繰り返し持続するものです。
双極性障害やうつ病の診断基準を満たすほど重症ではないものです。
双極性障害の人の親族にしばしば見られます。
双極性障害と同じく気分安定薬が治療に有効と言われています。
「気分変調症」
きわめて長期にわたる軽症の抑うつ気分を示すものです。
その気分の落ち込みは少なくとも数年は持続しますが
反復されるうつ病の診断基準を満たすほど重症ではないものです。
うつ病に見られる症状、希死念慮、興味・喜びの喪失、焦燥などはみられませんが
絶望感や自尊心の低下がみられます。
軽症慢性うつ病とも言われており、
治療は抗うつ薬(SSRI,SNRIなど)が有効と言われ
同時に心理カウンセリングと併用されます。
当院は病院ではありませんので、
薬の処方はできませんが、
心理カウンセリングは可能です。
お気軽にお問い合せください。
初回心理カウンセリング 40分4000円(税込)
2回目以降(認知行動療法)60分5500円(税込)
心理カウンセリング+心理検査 5500円(税込)
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まえだ治療院 院長 前田諭志