こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「高次脳機能障害」についてです。
人の脳は他の動物に比べて、とても高次に出来ています。
複雑な作業を可能にし、ここまでテクノロジーが発達していくことが出来たのは、自然界では人間だけです。
人が明らかに動物と違うと言う証明には
「言語」を使いこなすことができると言うことではないでしょうか?
その他にも、
人や場所の認識、
記憶、
注意力、
空間の認識、
道具を使うこと、
計画を立てて物事を行えること、
など、高次脳であるからこそ可能にしています。
しかし、事故による頭部の外傷や
多くは脳卒中後の後遺症など、
脳になにかしらの損傷を負えば、
今話した高次脳の機能が障害されます。
話すことや言葉の理解が出来ない「失語症」
記憶をとどめておくこと、思い出すことが出来なくなる「記憶障害」
適切に注意力を使えない、集中できない「注意障害」
人や物体、空間が認識出来なくなる「失認」
道具の使い方がわからなくなる「失行」
目的を成し遂げることが困難になる「遂行機能障害」
など
が起こります。
脳のどの部位が損傷するかで、症状は変わりますし、
損傷の程度でも症状の強さが変わります。
今回はまとめて書かせていただきましたが、
今後ひとつずつ詳しくお伝えできればと思っています。
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まえだ治療院 院長 前田諭志