こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
足の裏は刺激を欲しがっている
についてです。
実は現代人は足裏に入る刺激が足りていない人が、大半になっています。
刺激が足りていないことから来る体の不調もあります。
足裏の刺激については、人類の進化の過程まで、さかのぼることになります。
猿人~ホモサピエンスまでの進化の間、足も手のように器用に使用して木登りなどをしていた人類が、やがて地上での生活にうつり、二足歩行を獲得していきます。
食べ物を食べるための歯は3500万年前に今と変わらないように定着したそうですが、足部は今から180万年前に今の形に定着したそうです。
180万年前から変わらずこのままの形の足ですが、変わっていくのは人間の生活環境です。
180万年前では、きっと裸足でごつごつとした岩肌や地面を駆け回り、獲物を狩猟したり、農耕などでも土の上を歩いていたわけですから、足の裏には常に刺激が入り、生活そのものが言わば「天然の足裏マッサージ」になっていました。
ただこの頃の人類はそんなこと知るよしもなかったはずです。
では、今はどうでしょうか?
みなさん外出の際は靴を履いて舗装された道を歩いているはずです。
靴もそうですし、舗装された道自体はすばらしいことだと思います。
なにか踏んでケガをしてしまったり、ぬかるんだ道を歩かなくて済みますので。ただ、便利であるからこそ、足裏の刺激が足りていない状態になっています。
また進化の過程で、「足裏に刺激が入る」ことを、前提にした体の構造に進化しているため、足裏の刺激が少なくなってしまうと、体のバランスが崩れてしまい、結果的に不調をきたしてしまいます。
また足の指の筋力低下が、最近の子供たちでは増えてきており、裸足で地面を踏みしめる経験が少なくなってくると、浮き指と言う地面に足をつけた時に、指だけが、地面から離れてしまっている状態になります。
古代の人たちがする必要のなかった「足裏へ刺激を入れる」ことを現代人は、わざわざしないといけない時代になっています。
足ツボのボードだったり、100均などでも青竹踏み売っていたりしますよね。
お金をかけなくても、自分で足裏を揉んでみたり、
ラップの芯など、そこに足を乗せてゴロゴロとするだけでも、しないよりは全然いいです。
本格的な刺激が欲しい方は、足つぼのマッサージや、
リフレクソロジーなどのお店に行かれてもいいかと、
まえだ治療院では全身整体の中で足裏に刺激を入れる施術があります。
お気軽にお問い合わせください。
まえだ治療院 院長 前田諭志