こんにちは、まえだ治療院です。
心理カウンセリングメニューもあります。
今回は依存症の種類についてです。
薬物やアルコールなどの依存症は聞いたことがあると
思います。
このように特定の物質に依存することを
物質依存といいます。
またこんな依存症も聞いたことがないでしょうか?
買い物依存、他にもギャンブルやネット、ゲームなど。このように行為に依存することをプロセス依存といいます。
あと一つが人に対して依存が生じる人間関係依存です。
べったりと離れられなくなっている人も多いかもしれませんね。
人間関係依存には共依存(きょういぞん)と
呼ばれるものがあります。
例えば、
働きもせず朝からお酒を飲むアルコール依存症の夫と
その妻や、DV男とその彼女など。
周りから見たら「はやく別れたらいいのに」と
思うような状態でも離れないでいるのは、
そこに共依存が存在しているからかもしれません。
「私がいないとあの人はだめなの」と思いこみ、
アルコール依存症の夫にお酒を買い与えたり、
働かない夫のために働きに出たりなど、
状況が改善されない環境を提供し続けてしまい、
その結果
誰も得をしない共倒れの状態になってしまうものです。
人間関係依存もなかなか怖いです。
依存症とつくぐらいですので、
依存から抜け出すのは大変むずかしいです。
やめようとしてからの離脱症状が苦しいあまり、
また手を出してしまうなど、
一回で依存から抜け出せる方が珍しいです。
重度のアルコール依存症では
48時間以内に離脱症状(小離脱)を経験し、
72時間以降で見られる離脱症状(大離脱)があるため、専門的な治療が必要になると思います。
離脱症状から脱したあとも
周りのサポートが不可欠になります。
今ではSNSやネットでも依存症の自助グループが
検索できますので、
一度見てみるのもいいかもしれません。
ある歌の「会いたくて会いたくて震える」は
人間関係依存の離脱症状だったかもしれませんね‥。
わかりませんけど。
まえだ治療院 院長 前田諭志