みなさん、こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「ファシア押してダメなら引いてみる」についてです。
ファシアという言葉は聞いたことがありますでしょうか?
最近、筋膜リリースという言葉も一般的になりつつありますが、人の体にはファシアと呼ばれる構造が筋膜と同じように全身に存在しています。
ファシアをすごく簡単に説明しますと、みかんを思い浮かべてください。
みかんの皮が人間でいう皮膚、果肉が筋肉で、果肉を包んでいる薄皮が筋膜になります。
皮と薄皮の間にある白いモケモケ、あれが人間でいうファシアです。
ファシアには痛みセンサーがあり、筋肉や関節が痛みを出すように、ファシアが原因の痛みというものも存在しています。
特に肩、背骨、腰、膝裏のファシアはかたくなりやすく、ファシアが原因の肩こり痛、背部痛、腰痛、膝痛も存在しています。
ファシアのセルフケアの方法は簡単で、
かたくなってしまっているファシアをつまんで引っぱり、その状態でゆらゆら上下、左右にゆらすことです。
痛みやこりに対して、押してダメなら引いてみる。
ファシアはそんな特徴があります。
原因がよくわからない痛みに対しては一度試してみてください。
ただセルフケアでは限界な場合は、お気軽にまえだ治療院にお越し下さい。
ファシアに対してだけではなく、全身の体の調整をいたします。
まえだ治療院 院長 前田諭志