こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「膝折れの原因になる太ももの筋肉」についてです。
膝折れとは歩いている時などに不意に膝がカクンと曲がってしまうことです。よろめくだけではなく、最悪そのまま転倒してしまうことにもつながります。
太ももの前側には大腿四頭筋と呼ばれる4つの筋肉があり、太ももの外側に外側広筋、真ん中に中間広筋、内側には内側広筋があり、太ももの真ん中を覆うように大腿直筋があります。
膝が折れてしまう原因には筋力低下が考えられ、
歩いている時に膝がカクンとなる、
階段で膝が不安定な気がするとなれば、
太ももの筋肉を鍛えればいいのですが、
1つ注意が必要です。
それは「なぜ膝折れが起きてしまうのか?」です。
例えば、
日頃飲まないといけない薬があるとして
その薬が原因で足下がおぼつかなくなっている可能性も考えられますし、
そのような場合では、
筋力低下が原因ではないので服薬の調整を
主治医としないといけません。
また太ももを鍛えれば鍛えるほど、膝折れが起こることがあります。
それは太ももの内側にある内側広筋にしつこいコリ
(トリガーポイント)がある時です。
内側広筋の筋力低下は膝折れの原因になります。
ただ、もし
このコリを放置したまま筋力トレーニングを行うと、
どうなるか?
答えは内側広筋の筋力が低下していきます。
これはオーバーユースやオーバートレーニングと
呼ばれるもので、無理に過度に筋肉に負荷を与えることで起こる現象です。
膝折れしないように鍛えているのに、鍛えれば鍛えるほど筋力は低下していき、膝折れがひどくなっていきますので、そのような場合はまずしつこいコリを取り除くことから始めないといけません。
下地を整えてから筋力トレーニングや運動を行いましょう。
お心あたりのある方は
お気軽にまえだ治療院にお越し下さい。
まえだ治療院 院長 前田諭志