こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
胸の痛みと違和感「大胸筋の仕業かも?」です。
※まずはじめに注意書きとして
胸の痛みや違和感が長く続くようでしたら、まずは病院の受診と検査をおすすめします。
前胸部というのは心臓、肺、食道もそうですし、胃からの痛みや違和感の可能性があります。
今回お話するのは、痛みや違和感がありながら検査しても異常がみられなかった。薬を飲んでもイマイチ症状がスッキリしないという人向けです。
大胸筋はすごく鍛えている人がピクピクと動かすことができる文字通り大きい胸の筋肉です。
もちろん鍛えている人であれば、大胸筋に痛みというのは珍しいことではないでしょうが、
過度なトレーニングをしていなくても日常生活で大胸筋を痛めてしまうことはありえます。
また場所が場所ですので、「心臓が悪いんだろうか?」
「肺がどうかしてしまったのか?」とも思ってしまうところに痛みが出ます。
大胸筋は一度痛めてしまうと自然には治っていかない
という特徴もあり、はじめはなんとなく痛い時があるぐらいから、毎日のように不快感が続くようになり、ひどい人では眠れないほどの痛みや、シャツがこすれることも不愉快に思うようになってしまいます。
そうなってくると姿勢もいわゆる猫背になっていきますし、胸の痛みだけではなく、痛みのある胸と同じ側の肩、腕、手の薬指や小指にまで痛みが拡散していきます。
このようになりやすい人は、
●長時間のデスクワーク
●前屈みの姿勢で立つことが多い
●腕を伸ばしたまま重たい物をもつ
などがありますが、
小さいお子さんがいる人なども育児の間は自然と子どもの身長に合わして行動したり、抱っこなどでこのような姿勢になっていたりしますので、胸の痛みを感じている方も多いのではないでしょうか?
また心理的な要因も作用することがあり、高いレベルでの不安感が常に感じている人でも大胸筋に痛みが起こります。
またリンパが滞るため、繰り返すワキの痛みやリンパ節がしこりのようにかたくなってはいないでしょうか?
お心あたりがある方はお気軽にまえだ治療院にお越し下さい。
まえだ治療院 院長 前田諭志