こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
一日水はどれだけ飲めばよいのか?「水分摂取」
についてです
一日2Lや2.5Lの水分は摂った方がいい
とも聞いたことはあると思います。
確かに概ね間違ってはいませんが、
たまに勘違いしている方で
「飲み物だけ2L摂りなさい」
と思っている人がいますが、それは違います。
例えば食事ですが、
スープからも水分摂取になります。
液体が少しでも含まれていれば、
それも水分摂取に含まれます。
それらを含めて合計したものが
一日2Lであれば大丈夫だということです。
余分に水分を取り過ぎると
おしっこで出ていくだけですし、
むくみの原因や
飲み過ぎると体の電解質が薄まって
体調が悪くなることや、
水の飲み過ぎによる水中毒と呼ばれるものがあり、
それでは亡くなる可能性もあります。
ではなぜ一日2Lや2.5Lなのか?
それは
人が一日およそ1850mlの水分を失うからです。
内訳は
呼吸や汗から700ml、
尿量1300ml、
糞便150ml、
代謝水300ml
の合計が1850mlです。
これは普通に生活していて失われる水分量です。
運動やよく動き回って
のどの乾きを感じた時は適宜水分を摂取してください。
また飲み物での水分摂取量は
その人の体の大きさによっても変わります。
体の大きい人と小さい人で
必要な水分量が同じなわけがありません。
飲み過ぎているのか?足りていないのか?
わからない時は
自分の体重に対して30mlをかけてください。
60kgであれば60×30で1800mlになります。
これ以上を越えるようであれば飲み過ぎていますし、
以下であってものどの乾きがないのであれば
問題ありません。
まえだ治療院 院長 前田諭志