こんにちは、まえだ治療院です。
今回は「気分障害」についてです。
うつ病や躁病といえば
みなさんも一度は聞いたことがあると思います。
うつ病や躁病のように
気分の浮き沈みがあるものを「気分障害」と呼びます。
気分障害になる原因はみなさんご存じでしょうか?
よく過度のストレスや過労などで発病などは
聞いたことがあると思いますが、
確かに「きっかけ」にはなるのかもしれませんが、
基本的には「原因不明」です。
他にも原因不明の精神疾患に
「統合失調症(統合失調スペクトラム障害)」
がありますが
気分障害も同じで「内因性の障害」と呼ばれ
統合失調症と気分障害は二大内因性の障害
と呼ばれています。
これは誰にでも「なるときはなる」可能性がある
と言うことですし、
同じストレス下にいても
気分障害になる人・ならない人がいるため
ストレスだけが原因とは言えないからです。
気分障害の分類は大きく
「うつ病・躁病・双極性障害(躁うつ病)」
になります。
双極性とは磁石のN極S極のように
気分の浮き沈み2極が見られることです。
気分の落ち込みが見られるうつ病だけでは
単極とも呼ばれたりします。
また気分が上がりすぎる単極の躁病も
あるにはあるのですが、
自分が冷静になった時に躁病により引き起こしてしまったトラブルを思い出して気分が落ち込む
ということがあるため、
単極での躁病は存在しないのではないか?
とも言われています。
双極性障害は
DSM分類ではⅠ型とⅡ型に分かれます。
うつ病と躁病があるものをⅠ型
うつ病と軽い躁状態があるものをⅡ型
と呼びます。
次回は個別に詳しくお話出来ればと思います。
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まえだ治療院 院長 前田諭志