こんにちは、まえだ治療院です。
今回は、冬になると気分が落ち込みはじめる
「季節性うつ病/季節性感情障害」についてです。
日照時間が短くなってくる11月頃から、抑うつ状態が
はじまるもので、日本でもそうですが、
北極圏に近い国は冬はほとんど太陽が昇らないので、
気分の落ち込みが多く見られるといいます。
その際に、症状は意欲の減退が主で、睡眠過多や
食欲亢進による過食、体重増加など、
従来のうつ病ではなく、非定型の症状が見られます。
これを予防するには、「朝に太陽の光を浴びる」
ことです。
実際の治療でも抗うつ薬があまり効かず、
光照射療法と呼ばれる。光を体に浴びる治療が有効です。
また季節が変わり春先には自然に回復に向かうとも言われています。
ただ季節性うつ病はまだ不明な点が多いものです。
まえだ治療院 院長 前田諭志