こんにちは、まえだ治療院です。
トランプゲームでも神経衰弱がありますが
今回はメンタルが疲れてしまった状態「神経衰弱」に
ついてです。
神経衰弱と言う言葉はベアードさんという人が、
最初に用いたのですが、その意味の内容が不明瞭であることと、うつ病性障害か不安障害の診断がされることが多いため、最近ではあまり使われない言葉です。
ただ中国などアジアではなおも広く使われる言葉ですので、診断名用語が残っています。
神経衰弱は2つのタイプがあるのですが、
この2つはかなり重複しています
1つ目のタイプ
精神的な努力のあとに、精神的・身体的疲労が増大するもので、そのために職業や日常生活の効率が落ちてしまう。
精神的に疲弊しやすく、直接関係のないものが頭の中でぐるぐると思い出されたりすることで、今やらないといけないことに集中が出来なくなります。
2つ目のタイプ
ちょっとしたことでも(精神的・身体的)すぐに体が衰弱、消耗しそれが持続していく。
これに伴い筋肉の鈍痛、疼痛、くつろげない感じが起こる
この2つのタイプにおいて
めまい、筋緊張性頭痛、全身の不安定感のような不快な身体感覚が見られ
精神的に身体的に健康を害するのではないかという心配、ちょっとしたことでイライラしてしまったり、
アンヘドニア(無快楽症)、軽度の抑うつ、不安など
が見られ、
睡眠は不眠、または睡眠過剰が見られ、
寝ても疲れが回復されにくい
です。
似たようなものに「慢性疲労症候群」などもありますが、
神経衰弱は感染症や疲労困憊時に続けて一時的見られる
ものとして分類されます。
まえだ治療院 院長 前田諭志