こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
こむら返り足がつる原因
についてです。
先日まえだ治療院の利用者さまから
「母親が夜中に足がつるんやけど、どないかならんかな?」と相談を受けました。
病院に勤務している時も「夜中に足がつる」と言う相談は多いわけではなかったですが、必ずありましたね。
体の筋肉どんなところでもつるのですが、やはり多い箇所で言うと「ふくらはぎ」でしょうね。
ふくらはぎがつる状態に「こむら返り」と言う言葉も
あるぐらいですので、
そもそも「つる」とはどう言うことなのか?ですが、
つることを「筋痙攣」と正式にはいいます。
身近なもので「しゃっくり」も横隔膜の痙攣で起こります。
一度つってしまうと痙攣が治まるまで待つしかないのですが、こむら返りでは、つってしまった逆の方向に足先を手前に引くような形(足先を上に向ける)で治まるのを待つしかないです。
ですので、いかにつらないようにするかが大切です。
足がつってしまう原因には、
①加齢も含めた筋肉のかたさ
②水分不足
③冷えなどの血行不良
④急激な動き(スポーツではこれが多いです)
などがあげられます。
①③はアキレス腱を伸ばすストレッチや足裏から
ふくらはぎにかけてのセルフマッサージを心がけてください。
②の水分ですが
「夜中にトイレで目がさめるのがいやだ」と言う声も
聞かれますが、1日の水分摂取量になりますので、寝る前に飲んでくださいと言うわけではなく、日中の活動時間内で少し多めに水分をとることをおすすめします。
それでもつってしまう場合は病院などで漢方の処方もあったりしますので、一度検討されてもいいのかなと思います。
またまたそれでも「夜中に足がつってしまう」場合は
ふとんに原因があるかもしれません。
掛け布団が重たすぎる場合も夜中に足がつりやすくなります。
こむら返りが冬場に多くなるのは、寒いので水分摂取量も減りますし、夜中の冷えからくる血行不良ももちろんですが、ふとんが夏よりは分厚くなりますので、自ずと掛け布団が重たくなると思います。
掛け布団の重さで足首から足先にかけて足部が下を向いた状態になり、この足の状態が長い時間、睡眠中の寝返りのうちにくさなどから、時限爆弾のように、急につることになります。
ただ私もふとんのセールスマンではないですし、「ふとん買い換えてまではちょっと‥」とも思いますので、上記のマッサージなどで対応してみてください。
ただ掛け布団の重さも原因のひとつになることを知っておいていただければと思います。
それでもつる方はお気軽にまえだ治療院にお越し下さい。
まえだ治療院 院長 前田諭志