こんにちは、まえだ治療院です。
今回は
「よくつまずく人は足首があがってません」
ついてです。
なにもないのにつまずいたり、ちょっとした段差でもつまずいてしまうなど、日頃からよくつまずく人は自分が思っているより足首が上がっていない状態になっています。
つまずいてしまうことで一番に考えられる原因は
「足の筋肉の疲労」です。
では、どこの筋肉が疲れてしまっているのか?
足のスネの横にある「前脛骨筋」と言う筋肉が疲れてしまっている可能性が高いです。
前脛骨筋は足先が下を向かないように、歩く時には足先が上を向くように作用しています。
この筋肉が麻痺してしまう病気などになると、足先を上に向けることが出来なくなるので、鶏歩(けいほ、steppage gait)と言う状態になり、足を上げる時には股関節や膝関節を過度に曲げて、足が地面につくときにはバタンと落とす(スラッピング)歩き方になってしまいます。
ただこれは病気の話ですので、通常疲れているだけでは、ここまでにはならないのですが、疲れていると自分が思っているより足首をあげることが出来ていないために、つまずいてしまいます。
よく歩き回ったり、立ち仕事だったり、合ってない靴や重たい靴(安全靴など)をはいて仕事をしている方は、
かなりの確率で、前脛骨筋が疲労していることが多いです。
また前脛骨筋が疲労するとむくみやすくもなりますので、足の重だるさの原因にもなります。
仕事の休み時間や、家に帰ったあとでも、空いた時間でよくマッサージしてあげてください。
また前脛骨筋には足三里(あしさんり)(ST36)
と呼ばれる、なんにでも効くんじゃないかと言われる
超万能なツボもありますので、マッサージついでに押してもらえるといいです。
ただセルフマッサージで限界がある場合は、
お気軽にまえだ治療院をご利用ください
まえだ治療院 院長 前田諭志