DICTIONARY
用語集
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頭蓋仙骨療法/クラニオセイクラルセラピー

まえだ治療院監修でまとめております。詳しく知りたい方は下記の参考文献をお読みください。頭蓋仙骨療法/クラニオセイクラルセラピーとはウィリアムガーナーサザーランドが最初に提唱した主要呼吸メカニズムとバランス張力膜を利用する診断と治療システムです。頭蓋骨は8個の脳頭蓋と14個の顔面頭蓋の計22個の骨からなり、骨の境界は縫合と呼ばれる密性線維性結合組織によってお互いが強く結合し決して動くことのない不動関節として知られていました。しかしウィリアムガーナーサザーランドは解剖学で頭蓋骨の縫合のされ方や形状に疑問を抱き、従来から言われている「頭蓋骨は動かない」ではなく、わずかでも可動性があるのではないかと考えたのです。ここで初めて頭蓋縫合により完全に骨化されていない可能性が示されました。ウィリアムガーナーサザーランドが提唱したモデルは5つの要素からなり、①脳脊髄の自動性②脳脊髄液の波動性③頭蓋内及び髄腔内の膜組織の可動性④頭蓋骨関節の可動性⑤仙腸関節の不随意運動です。この5つのことにより脳と脊髄は新鮮な状態を保つことが出来ている。逆に言うとこの動きが阻害されてしまっていると人は不調になると言うことです。頭蓋骨と仙骨の動きはお互い連動して栄養を送るポンプのような役割を果たしています。動きは1分間に約6~12回、少なくとも10秒に一回は目には見えない形で動いていることになります。心臓の動きや呼吸などと同じように頭蓋骨と仙骨は絶え間なく動いているのです。ここまでの説明でも医療関係者なら「動くはずがない」と思ってらっしゃる方もいると思います。頭蓋骨に動きがあるのかを機械を通して触知した客観的な実験データもありますのでそちらをご参照ください。結果は「一定のリズムで動きがある」です。ただし目で見てわかるや、頭蓋に触れて動きがわかるレベルではないようですので、まえだ治療院でも触ってわかるや、目で見てわかると主張する人たちには懐疑的です。治療の独特さからスピリチュアル要素のあるところもありますが、まえだ治療院ではあくまでも治療の手技のひとつとして頭蓋仙骨療法/クラニオセイクラルセラピーを使いますのでスピリチュアル要素がほしい方はそちらをご利用ください。

最後に私の個人的な意見になりますが、地球のプレートも絶え間なく動いているにも関わらず我々がカラダで初めて感じるときは地震が起きた時だけですよね?地球みたいな大きいものが動いているのに、頭蓋骨が動いていても不思議じゃないですよね?

まえだ治療院兵庫県加古川院 院長 前田諭志

参考文献

カラー人体解剖学 構造と機能ミクロからマクロまで

著:F.H.マティーニ・M.J.ティモンズ・M.P.マッキンリ

監訳:井上貴央 西村書店

オステオパシーアトラス マニュアルセラピーの理論と実践

著:Alexander S.Nicholas Evan A.Nicholas

監訳:赤坂清和 医道の日本社

クラニオセイクラル・リズム

著:ダニエル・アグストー二

日本語版監修:高澤昌宏